富士山に雪のある時期の天の川を撮影するため、上空に月のない新月の時期、
天気の良い日の深夜に、本栖湖展望台に向かいました。

到着時は深夜にも関わらず、富士山は肉眼でも確認できました。富士山の周りは都市に囲まれ、ある程度の光量があったのです。更に冬の深夜の澄んだ空気は、都会の光を均等に広げて、富士山の存在を知らしめているようでした。

写真は、その時に撮影をしたカットの一枚で、大都市圏の関東平野側に雲が出て、街の明かりを減らしてくれた時間に、流れ星が写り込んだ写真です。

数多くの星と富士山上空に横たわる天の川銀河に、宇宙空間を渡る流れ星を捉えた写真は、大きく遥かなる宇宙と霊峰富士をバランス良い明るさで表現できたと思っています。

 

「無限の力とされる宇宙」と合わせた写真からは、絶大なエネルギーを感じていただけるかもしれません。