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​瀑龍
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瀑龍
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写真の滝は、自然信仰の聖地で、「飛瀧権現」と呼ばれて滝そのものが神とされています。

「呪術師四天王」と言われる「役小角・最澄・空海・安倍晴明」に縁が深く、周辺は、山岳信仰と合わせて数々の神仏に接することができる地域になっています。

この滝も古来より数々の伝説がありますが、ご神体である「飛瀧権現」の姿が現れる時があると
いうお話もあります。

「その御姿を撮影したい!」と思い、山深い滝に向かいました。

向かう途中からでも滝の姿は確認できましたが、近くで見る滝の迫力には、ただただ圧倒されました。

梅雨時とあって水量が多く、高い所から白い布を垂らしたように直下する水の流れは、何分見ていても飽きない名景でした。

眺めていると、その都度の水量や風の具合で作られたと思うのですが、龍の姿が確認できました。

水と龍が合わさったのが「瀧」と言われます。

白いしぶきをあげて流れる滝。下から上へ龍が登っていくように見えることから、瀧の文字が作られたことは、滝を見ていると納得のいくことです。

作品では、数匹(数頭)の龍が昇りあがっていく様子が捉えられています。

その姿は、土手向こうの窪みから次々と上部に発進していくようにも見え、水音も聞こえそうな臨場感も伝わる写真になりました。

神話や伝説で語られる景観に出会えた時を捉えた一枚になりました。

●「  瀑龍  」作品サイズ 203×305㎜ 額装外寸313×405㎜

  35,000円(税込価格38,500円)
 ( 撮影者自筆シリアル
ナンバー入り・ゴールドカラー額装・送料込 )

 

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