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夕陽にマリア像
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九州の天草地方。海に向かって祈りを捧げる白亜の聖像が、深い信仰のシンボルとなっています。

静かな時も荒天の日も、ここを行き来する人たちの海の道しるべ、心の灯となるように立つ、慈愛に満ちた聖像は大変神々しく、訪れる方を魅了します。

更に一年に二度、マリア像が夕日と重なる特別な景観を見ることができます。夕日の中に立つマリア像の神々しい姿は、幻想的で言葉に言い現せないほどの感動です。

撮影日は、雲が立ち込めるあいにくの空模様でしたが、マリア像の前に立つ電柱が点灯した頃、

運が良い事にマリア像の上空あたりで太陽が現れたのです。洛陽のスピードは速く、太陽がマリア像の全体をを包み込む時間は10秒程になります。

夕焼けの色は、その日の気温、湿度、雲の具合、空気中の要素等で発色が違います。撮影時は、直前までの曇り空の影響か、茜色にオレンジ色を加えたような鮮やかな色になり、海面もキラキラと輝きを増した奇跡の夕暮れ時になりました。更に、カメラレンズを通した光は太陽の周りに光輪を加えた画像となって写し込まれたのです。

この写真は、全ての条件が整い作り出された至極の一枚となりました。

●「夕陽にマリア像」作品サイズ 203×305㎜ 額装外寸313×405㎜

  35,000円
 ( 税込38,500円・撮影者自筆シリアルナンバー入り・ゴールドカラー額装・送料込 )

 

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