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仏と神
宍道湖の湖畔には、二体のお地蔵様が佇んでいます。
手前のお地蔵様は、袖師地蔵様。 奥に立ってみえるのが、石灰地蔵様。
夕日に浮かぶように並んで立つ姿は宍道湖の夕日スポットの一つになっています。
撮影に訪れた日は、うっすらと雲が広がる天気でしたが、夕刻には素敵な夕焼けを見ることができました。その時に不思議なことに気がつきました。
ご覧いただくように、夕焼けの茜色は、画面の上部と奥の部分に限られ、その間の雲には色付きが見られないのです。中間の部分は湾曲しているように雲に切れ間が入り、その深く奥の部分には、降り注ぐような雲か、水蒸気のような現象が確認できました。
その現象が起こっている方角は、出雲大社の方角です。
出雲大社は、神々が集う聖地。撮影を行ったのは、神在り月とされている時期です。神様が、一柱、二柱と数えられる事に関連するがごとく、空間に柱のような謎の気象現象が起こっています。
上記の事より、この現象は神様の存在と何かしらの関係があったのか?とのようにも思えてきます。更に考えると、お地蔵様は意味があって出雲大社の方角を見ているのか?とも思えてくるのですが・・・
美しく茜色に染まった画面の、手前に仏様、奥に神事が写る、大変尊いカットになりました。仏は「陽」、神は「陰」、いつも我々の生活に共にあると言われます。双方が一つの画面に捉えられた写真は大変に稀です。
●「 仏と神 」作品サイズ 203×305㎜ 額装外寸313×405㎜
35,000円
( 税込38,500円・撮影者自筆シリアルナンバー入り・ゴールドカラー額装・送料込 )
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