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龍の世界
例年になく梅雨が長引いた年に、富士山の麓にある精進湖で神秘な状況を撮影出来ました。
精進湖は開発があまりされておらず、いまだに手つかずの自然が多く残る地域です。
撮影日の富士山は、上空に笠雲がかかる天気で、明るくもなく暗くもない不思議な天候でした。
笠雲は、高積雲、層積雲などのレンズ雲の一つで、山岳波が原因で発生します。「ひとつ笠雲」、「二つ笠雲」などの種類がありますが、撮影時に出会った笠雲は、何層もある笠雲でした。
笠雲に覆われた富士山の横には巨大な吊るし雲も現れて、周辺が異様な状況になってきたのです。そのような時に、大室山に登るようにして龍雲が現れました。
龍は水中に住むとされており、鳴き声雷は雷鳴とされ、嵐を呼び竜巻となって天空に昇ると
言われます。
現れた龍雲は、上空の吊るし雲と笠雲を伺うようで、撮影時に起こった大変稀な現象は、龍の世界を捉えたような写真になっています。
●「 龍の世界 」作品サイズ 203×305㎜ 額装外寸313×405㎜
35,000円
( 税込38,500円・撮影者自筆シリアルナンバー入り・ゴールドカラー額装・送料込 )
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