
未確認生物撮影の記録
【 2 : 未確認生物 撮影の記録 合体編 】
水たまりに現れる“未確認生物”のビデオ撮影は2時間程度、日を変えて2回行いました。
一度目はただただムービーに収めることに集中していました。
しかし二度目は何とかして間近で見てみたいと、水を撒いた地面スレスレのところで
這いつくばるようにしていたその時、事件は起こったのです。
水面をクルクルと移動してきたそれは、水の際から、私の口の中に、
フッ と飛び込んだ(溶け込んだ)のです!
口の中で明らか何かが散った違和感で咳き込むほどでした。
食べてしまった?と思いつつ機材を片付け、不思議な気持ちで帰路につきました。
撮影依頼者とは「また撮影したいものだね」と話していました。
やがて12月に入り現場の駐車場も利用者が増えたため、混雑が落ち着いた頃に・・・と思い、年明けに依頼者に連絡を取ってみたところ、
なんと「あれ以来、出なくなってしまった」というのです!
結果的に「食べてしまった(かも)」日が最後の撮影となってしまいました。
私自身にもミステリーが起き始めたことに気づいたのも、その年末年始でした。
一年の出来事を振り返りながらいつもより長湯をしていたときのこと。
湯に、渦ができています。なんだこれはと思い、指で円を描く動作をしてみると、
鳴門の渦潮の如く渦が作れてしまったのです。
水中で指を回せば誰でもある程度の渦は作れるかとは思います。
しかし今度は指を左右に軽く振るような動きをしてみました。するとこれだけでも、
指先から渦が発生したのです。
自分の指は一体どうなっているんだろう?不思議に思い見つめてみると、若干指先が
反り始めていることに気付いたのです。

以来、何が原因なのか、私の指先は数十度ほど上を向くことがあります。
その他、額には赤い日の丸の模様が浮かんだり、スプーン曲げができるようになったり、
畳の上にトランプを立てたりできるようになりました。
トランプは慌ててカメラを取りに行っている間に倒れてしまいましたが、
メンコは立っていました。

後日、知り合いのかたの紹介で、霊能力者の弟子を名乗るかたとお話しする機会を
いただいたのですが、
「謎の物体」が体内に同居しているから、これからは不思議な力を持った写真が
撮れるようになるよと言われました。
でも当時の私にはそこまでは信じることができませんでした。
しかし、それが現実になっていきます。次々と不思議なシャッターチャンスに出会うことになります。
今思うには、40年に亘って撮影の世界で過ごしてきたために、写真を通して
メッセージを発信できるようになったのかとも考えていますが・・・
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